Company
激動の時代、企業も個人も、生き残っていくためには新たなことにチャレンジし続けることが必要不可欠です。
我々は、企業や個人の方々のチャレンジの原子を大切にし、気持ちよく新たなことに取り組めるよう、背中を押す企業でありたいと考えています。
| 商号 | 株式会社Ａｔｏｍ |
|---|---|
| 所在地 | 〒105-0004 東京都港区新橋５－１２－１１ 天翔新橋５丁目ビル ３０２ |
| 代表者 | 代表取締役社長 齋藤卓哉 |
「資格なし」でも転職できる？おすすめの職種と転職活動のポイント
資格を持っていないけど転職を成功させたいという方は少なくないのではないでしょうか。
資格があれば転職に役立てることはできますが、資格が必須ではない職種でキャリアアップを狙うことも十分可能です。
また、転職市場では、資格以外で評価される点も多々あります。
この記事では、資格がなくても転職できるケースや職種、資格なしで転職を成功させるポイントなどについて解説します。
目次 [CLOSE]
「資格なし」では転職できない？
資格がなく、履歴書の資格の欄が空欄だと書類選考に通らないのでは？と不安になる方もいるかもしれません。
しかし、中途採用においては「資格なし」ということは必ずしも大きなマイナスポイントになるわけではないのです。
転職先が専門的な職業であれば必須の資格が求められる場合が多いですが、一般的な職業であれば資格がなくても転職は十分可能です。
そのため、資格を持っていないという理由で転職を諦めてしまうのは非常にもったいないといえるでしょう。
資格が無くても転職できるケース
資格がなくても転職できるケースとして、以下の4つが挙げられます。
- 資格が必須ではない職種を選ぶ
- 20代ならポテンシャルで採用される
- 資格ではなくスキルや実務経験が評価される
- 入社後に資格を取得するためのサポートが受けられる
一つずつ見ていきましょう。
1.資格が必須ではない職種を選ぶ
資格がなくても転職できる職種は色々ありますが、一例として営業職や事務職などの一般職や介護職などが挙げられます。
希望する業界や職種を絞りすぎなければ、資格がないからといって不利になることはないでしょう。
また、企業側は資格の有無よりも、ヒューマンスキルやコミュニケーションスキルなどを重視する傾向にあります。
2.20代ならポテンシャルで採用される
20代の転職では、資格の有無よりもポテンシャルが重視されます。
ポテンシャルとは今後の成長性や将来性、やる気などの見込みを評価する採用のことです。
企業は新卒採用では出会えなかった成長性の高い若手の人材を求めています。
そのため、ポテンシャル採用の対象となるのは既に勤務経験のある人材です。
勤務経験のある人材は、ある程度のビジネスマナーや一般常識を身につけているため、教育コストがそれほどかかりません。
若手の人材不足が課題となっている現代では、このようなポテンシャル採用を導入している企業は増加傾向にあります。
特に、未経験の仕事への転職を目指すケースではポテンシャルが大きなアピールポイントになるため、前向きな姿勢や意欲の高さを打ち出しましょう。
3.資格ではなくスキルや実務経験が評価される
中途採用において企業が最も重視するのは、これまでの経験を活かしてどう自社で活躍してくれるかということです。
資格は持っていても損になりませんが、実務経験が伴っていなければ効力が発揮できない場合は多くあります。
そのため、前職で得た経験やスキルなど、 応募先の企業にアピールできる強みをあらかじめ洗い出し整理しておくことが重要です。
さらには、問題解決能力やロジカルシンキングができるといったスキルを裏付ける具体的な内容をまとめておき、面接時に伝えることで効率的に自己アピールすることができるでしょう。
4.入社後に資格を取得するためのサポートが受けられる
仮に資格が必要な職種であった場合でも、入社後に資格を取得できる制度やサポートを用意している企業もあります。
これは、資格保有者だけに限定して募集を行い、それ以外の優れたスキルを持つ人物からの応募を逃してしまうリスクを避けるためです。
資格取得のために転職活動中の時間とお金を費やすよりも、入社後に会社で資格を取得するためのサポートを受けるほうが効率的、と考える方におすすめの方法です。
このような制度を行っている企業もあることから、転職活動時に資格が無いことは大きな問題ではないといえます。
資格が無くても転職できる職種
資格がなくても転職できる職種、と聞いても具体的なイメージは湧かないかもしれません。
例として、以下の5つが挙げられます。
- 営業
- マーケティング
- Web開発
- ライター
- 販売・接客
これらの職種は未経験でも挑戦できる仕事が多いため、学歴や経歴に自信がないという方でも参考になるでしょう。
1.営業
営業職は、営業としての実務経験や資格を持っていなくてもできる仕事です。
営業職の仕事内容は、自社の商品やサービスに興味を持ってもらい購入してもらうことです。
営業職の一般的なイメージとして、「ノルマがきつい」や「残業が多い」と思う方も多いかもしれません。しかし、営業職はやりがいが感じられる、重要な仕事です。
営業の魅力として知っておきたいのは、専門的な知識がなくても高い収入を得られる可能性があるという点です。
多くの企業では、給料とは別に売上に応じた手当が支払われるインセンティブ制度が設けられています。ノルマをクリアすると努力の成果がお金で返ってくるため、モチベーションが上がりやすいでしょう。
また、年齢に関係なく営業成績が昇格に反映されやすいため、成果が分かりやすいのも特徴です。
ただし、営業職では顧客との関わりが大切であるため、コミュニケーション能力が必要不可欠といえます。
2.マーケティング
マーケティングとは、世の中が求めているものを探り、商品やサービスを効率的に提供するための活動の総称です。
マーケティング職の仕事内容の範囲は幅広く、市場の調査と分析や、商品やサービスの企画、営業の企画と販売の促進、広告やプロモーションなど、多岐にわたります。
マーケティング職に求められるスキルとしては、たくさんの市場に飛び交う情報のなかでマーケティングに必要な情報だけを選択して収集できる能力です。
また、収集した情報をもとに緻密な仮説を建てていくスキルも必要であり、どんな目的で企画を実現したいのかを分かりやすく伝えるプレゼンテーション力も求められます。
前職で営業などの顧客に接する仕事の経験やマーケティングを学んだ経験があれば、異業種でも転職が可能です。
3.Web開発
Web開発は、WebサービスやWebアプリケーションのプログラミング、Webシステム、Webソフト開発などを行う仕事です。
一見、資格がないとできないように見える職種ですが資格は要りません。
Webの世界は変化が激しく、資格を取得してもあっという間に使えないものとなってしまうということもあります。そのため、資格よりも実務経験が重視されるのです。
経験があることでWebの世界の変化に柔軟に対応できる人材として評価されます。
未経験でも開発に必要な言語を学び、自身でWebサイトを作っている方などは仕事に対する意欲が評価対象になるでしょう。
4.ライター
ライターとは、クライアントから依頼された文章を内容に合わせて雑誌やパンフレットに書く人のことです。
最近ではWeb媒体に記事を書くWebライターも増えています。
ライターは、一般企業に就職して働く場合もありますが、Webライターは企業に所属しなくても自由に仕事ができます。
Webライターの場合は、資格がなくても自己申告でWebライターと名乗ることが可能です。
また、本業を持ちながら副業でWebライターの仕事をしている方も多数います。
ライターは、経験と実績がものをいう世界であり、ライターのスキルとしては正しい日本語作成能力が必要です。
また、クライアントとのやり取りが必要であるため、コミュニケーション力も必要です。
5.販売・接客
販売や接客も資格が不要の仕事の一つです。
具体的には、アパレルショップや飲食店の店員、受付、美容部員など、さまざまな業界で必要とされています。
ほかの職種に比べて経験も問われにくく、未経験でも安心してはじめられるのが特徴です。
販売や接客はお客様との会話がメインとなる仕事であるため、コミュニケーション能力が求められます。お客様に寄り添って要望に応える業務であるため、丁寧な言葉遣いや立ち居振る舞いができることが重要です。
また、販売や接客には裏方の仕事もたくさんあります。
店頭のディスプレイやバックヤードの整理、事務的な書類の整理などの業務を要領よく仕事をするスキルも必要です。
資格なしで転職を成功させるためのポイント
ここからは、資格なしで転職を成功させるためのポイントを3つご紹介します。
資格がなくて不安な場合には、以下のポイントを参考に転職活動を進めましょう。
自分に合った職種を見つけるための自己分析をする
転職市場での自分の強みを知り、最適な職種を見つけるため、自己分析を行いましょう。
自己分析をすることで、視野に入れていなかった分野の仕事が実は自分に向いていることに気付くこともあります。
また、しっかりと自己分析することで、企業とのミスマッチを防ぐこともできます。
入社してから自分には合わないということにならないように事前に見極めておきましょう。
職務経歴書や履歴書でスキルをアピールする
資格がない場合には、実務経験に基づいて活かせるスキルをアピールしましょう。
職種や業種ごとに求められる専門的なスキル「テクニカルスキル」は、高く評価される可能性が高くなるため、専門分野での業務経験がある方は必ず記載することをおすすめします。
「テクニカルスキルがない」や「アピールが弱い」という場合には、「PCスキル」や「語学力」、「課題解決力」など、仕事上のスキルである「ポータブルスキル」を記載すると良いでしょう。
アピールできる知識やスキルがない場合には、「忍耐力がある」「柔軟性がある」「協調性がある」など、仕事に対するスタンスや性格的な要素による「ヒューマンスキル」を記載しても構いません。
向学心・向上心があることをアピールする
多くの企業が向学心や向上心のある人材を求めています。
前職や現職での経験を転職希望先でさらに積めそうであれば、積極的にチャレンジしていきたい思いを伝えることをおすすめします。
向上心をそのままアピールすることはもちろんのこと、そこから発展させて多くの能力をアピールすることも可能であり、積極性や継続力などのアピールにもつなげることができます。
向上心をアピールする方は少なくないため、採用担当者に強く印象付けることが大切です。
「向上心」という直接的な表現だけではアピールが弱いので、「努力を惜しまず」や「現状に満足せず」などのオリジナルの言葉に換えてみましょう。
資格なしで転職するにはプロのサポートが必須！
資格なしで転職活動を進めるにはプロのサポートが必須です。
そのほかにも、自分の強みや自分に合った職種が分からないなどの悩みに対し、自己分析のやり方や応募書類の添削、面接対策まで徹底サポートしてくれます。
転職エージェント
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、転職活動を二人三脚で徹底サポートしてくれます。
例えば、希望やスキルに合わせた求人の紹介や、資格以外の自分のポテンシャルと市場価値を教えてもらえます。
客観的な自分の能力を分析するためにも、まずは転職エージェントに相談することがおすすめです。
サービス内容がそれぞれの転職エージェントによって異なるため、複数のエージェントに登録して自分に合うサービスを探すのも良いでしょう。
キャリアカウンセラーによるセミナーへの参加
キャリアカウンセラーとは、就職や転職、キャリアなどの課題を抱えるクライアントに対してキャリアカウンセリングを行う専門家です。
就職のプロであるキャリアカウンセラーによるセミナーが開催されており、主に就職エージェントやフリーランスのキャリアカウンセラーが開催しています。
企業選びや職務経歴書の書き方、自己分析など、多種多様な就職に関するセミナーが存在しており、オンラインで開催されているセミナーも多数あるため、全国どこからでも参加可能です。
まとめ
資格がないと転職できないと思っている方も多いかもしれませんが、実際は資格がなくても就職できるケースはたくさんあります。
こちらの記事で紹介した資格なしでも転職できる職種や、資格なしで転職を成功させるポイントをぜひ参考にしてみてください。
また、資格なしで転職を成功させるには転職エージェントなどのプロのサポートを受けることが必須です。
転職エージェントやキャリアカウンセラーが実施しているセミナーに参加することから、転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。