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激動の時代、企業も個人も、生き残っていくためには新たなことにチャレンジし続けることが必要不可欠です。
我々は、企業や個人の方々のチャレンジの原子を大切にし、気持ちよく新たなことに取り組めるよう、背中を押す企業でありたいと考えています。
商号 | 株式会社Atom |
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所在地 | 〒105-0004 東京都港区新橋5-12-11 天翔新橋5丁目ビル 302 |
代表者 | 代表取締役社長 齋藤卓哉 |
雇用の流動化が進む昨今、将来のキャリアプラン的に他社で働いた方がよさそうなどの理由で、数年以内に第二新卒として転職する人も少なくありません。そんな第二新卒が、大手企業へ転職しようとするのは難しいとされています。本記事では、第二新卒が大手企業へ転職するのが何故難しいのか、そしてその突破法はあるのか、などをご説明します!
目次 [CLOSE]
大手企業への転職が難しい理由の1つ目は第二新卒での採用枠が狭いことです。
日本企業は伝統的に新卒一括採用であり、企業側は、毎年何百人単位で新卒採用の枠を用意します。それに対し、「安定」と「給与の良さ」、「福利厚生の充実」に「世間受けの良さ」などの理由で、就活生側も大手企業が人気です。
リクルートワークス研究所の「大卒求人倍率調査2019年卒」を見ると企業規模別に、300人未満は9.91倍、300~999人は1.43倍、1000~4999人は1.04倍、5000人以上は0.37倍という求人倍率となっています。求人倍率は1倍を上回ると売り手市場=就活生・求職者が強く、1倍を下回ると買い手市場=企業が強いということになりますから、5000人以上の大企業は企業の方が強い状態になるほど人気が集中しているといえます。
これほどの倍率ですから、必要な若手の人材をほとんど新卒で確保してしまった企業が多いです。そのため、即戦力でもない第二新卒をわざわざ採用する企業は少なく、あったとしてもせいぜい数人規模になってしまいます。
2つ目の理由は、選考が厳しくなりがちなことです。
第二新卒の枠があったとしても、どうしても第二新卒を採用しなければならない会社は少なく、「良い人がいれば採用しようかな」程度のスタンスで設けているケースも多いです。
また、同年齢の社員もそれなりの数いることが予想されるため、現に業務をこなしている社員との比較という視点も出てきてしまいます。
そうなると、かなりのポテンシャルを感じる人材なら採用に至る可能性は高いですが、一般的な普通の第二新卒では響くものも少なく、採用する必然性を感じてもらえない場合もあります。
とはいえ、第二新卒でも大手に転職できる可能性はゼロではありません。以下、可能性があるといえるケースを説明していきます。
大手へ転職ができるケースの一つ目は、大手からの転職となる場合です。すなわち、新卒で大手に入った人が、第二新卒でも大手に入ろうとする場合、転職できる可能性があるといえます。
大手からの転職であれば、また大手に入社できると考える理由は2つあります。
1つ目の理由は、ポテンシャルを評価されやすいということです。
そもそも前提として新卒で大手企業に就職しているということは、上記のような倍率での競争を勝ち抜いたという実績にほかならないのです。そういった人は、中小企業等から転職しようとしている第二新卒の人々より「この人には何か、輝くポテンシャルがあるのでは?」と思わせるステータスになります。そして、新卒で大手企業に入れるということは、往々にして学歴が高いです。そのため、第二新卒のネガティブな部分よりも、期待されている可能性が高いということです。
2つ目の理由は、きちんとしたビジネススキルやマナーがついている点です。
「一定のビジネススキル・マナー」は中小企業とは違い、大手企業は研修に2~3か月かけることがスタンダードです。
そのため、大手に勤めていた第二新卒にはビジネススキル・マナーが一定ついているという期待がもて、採用した後にすぐにOJTで業務研修に入れるというメリットが採用側にもあります。一方中小企業出身ですと、そういったところが前職の上司や先輩の自己流の場合もあり、第二新卒での入社後再度の研修が必要になってしまうかもしれないので、敬遠されがちになります。
可能性があるといえる2つ目のケースは、新卒一括採用をやめている企業への転職の場合です。
経団連では、近年、新卒一括採用を廃止し、通年採用にするよう就職活動のルールを変えました。これに呼応して、リクルートやYahoo、楽天など、新卒一括採用をやめている大手企業も多くあります。発端が経団連のルール変更ですから、こういった企業は将来的に必ず増えるといえるでしょう。
これらの企業は、いわゆる「通年採用」を採用し、30歳未満であれば時期や経験問わず、一律に選考を行うというものです。つまり、新卒と経験者と同じ土俵で選考に進めるということです。
とはいえ、第二新卒は新卒より年齢が高く、経験者ほどスキルもないという板挟み状態なので、まだまだ厳しいことにかわりはありませんが、それでも、ある程度新卒と相対評価に近い状態になれば、勝機はぐんと上がったといえるでしょう。
可能性があるといえる3つ目のケースは、構造的に人材不足の業界に属する企業への転職の場合です。
大手企業でも第二新卒の転職の求人を多く出している業界として、「保険」、「広告」、「人材」、「サービス」などがあります。これらの業界は、常に「人手不足」の業界で、人の出入りが圧倒的に多い業界です。
大手と言えども、これらの業界の企業は、営業ノルマがきつかったり、環境的にも長く勤めるのが難しいことが多いです。そのため、まだ若くて、変な企業風土に染まり切っていないフレッシュな第二新卒の採用を好む傾向があります。
こういった企業は労働時間も長くなりがちですので、そもそも激務がしんどくて前職を辞めた方、ワークライフバランスを重視する方などにはお勧めできませんが、大手なら業界をいとわない、という方は大手に入れる可能性は他業界より相対的に高いと言えるでしょう。
以上のように、第二新卒での大手への転職は、「難しいが無理ではない」ということが結論です。
ですが、大手企業にこだわる必要はないかもしれません。
大手企業と中小企業の採用基準は明らかに違います。
大手企業を受け続け、運よく内定をもらえることもありますが、転職活動を難化させる可能性があります。
その退職理由は大手企業でないと解消されないものでしょうか?
おおよそ、それが答えとなります。
もちろん、あなたにはポテンシャルが無限にありますが、それを生かす場は中小企業であろうと必ずあるはずです!
時には転職エージェントを活用して、選択肢を広げるのもよいでしょう。
大手企業にこだわらず、それでも大手企業に就職したいと考えるのであれば、中小企業も受けつつ、幅広く転職活動を行うことをおススメします!
激動の時代、企業も個人も、生き残っていくためには新たなことにチャレンジし続けることが必要不可欠です。
我々は、企業や個人の方々のチャレンジの原子を大切にし、気持ちよく新たなことに取り組めるよう、背中を押す企業でありたいと考えています。
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