Company
激動の時代、企業も個人も、生き残っていくためには新たなことにチャレンジし続けることが必要不可欠です。
我々は、企業や個人の方々のチャレンジの原子を大切にし、気持ちよく新たなことに取り組めるよう、背中を押す企業でありたいと考えています。
商号 | 株式会社Atom |
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所在地 | 〒105-0004 東京都港区新橋5-12-11 天翔新橋5丁目ビル 302 |
代表者 | 代表取締役社長 齋藤卓哉 |
30代の転職を成功させるには、資格取得が役立ちます。しかしそれには、やりたい仕事や自身のキャリアに合わせて最適な資格を選ぶことが重要です。
この記事の前半では30代の転職に役立つ資格8選をご紹介し、後半では資格を選ぶポイントや資格取得よりも重要なことについて解説します。
30代では、さらなるキャリアアップを目指して転職をする方も多くいます。
30代のキャリアアップ転職に役立つ資格8選は以下の通りです。
一つずつ、詳しく解説していきます。
FPとはファイナンシャルプランナーの略です。FP技能士とは国家資格である技能検定の一種で、お金に関する知識を幅広く習得できる資格です。
この資格を取得すると、金融機関や保険会社などへの転職が有利になります。
ファイナンシャルプランナーは幅広い知識を備えた上でお客様一人ひとりの収入や借入、 家族構成や資産状況などの情報を把握し、教育資金や住宅購入と言ったライフプランを立てて資金計画を提案、サポートする専門家です。
2級FP技能士では主に、以下の6分野を学習します。
● ライフプランニングと資金計画
● 金融資産運用
● タックスプランニング
● リスク管理
● 不動産
● 相続・事業承継
FP技能士の検定において、3級と2級では出題される科目は変わりません。3級の難易度は入門的なレベルで、2級からは仕事のキャリアアップにも使えるレベルになります。
「簿記」はさまざまなビジネスで役立つ、非常に人気のある資格の一つです。簿記のスキルは、業種として活躍の幅が広いのも特徴です。
経理や財務関係の専門職を目指すのであれば、簿記2級までを取得することをおすすめします。 日本には数種類の簿記検定がありますが、採用の条件として挙げられる簿記とは一般的には日商簿記検定を指します。
簿記2級を取得することで、高度な商業簿記、原価計算を含む工業簿記を習得し、企業活動や会計事務を踏まえた適切な処理や分析が行えることを証明します。
2021年からはオンライン試験が実施されるようになり、試験回数も大幅に増えたことで、比較的受験しやすい資格となっています。
中小企業診断士は中小企業の経営に関する診断や助言を行う技能を証明できる国家資格です。あくまで技能の名称であり、「中小企業診断士」という職業は存在しないという点に注意が必要です。
中小企業診断士の資格を取得すると、経営コンサルタントなどへの転職が目指せます。 経営コンサルタントとは中小企業を運営する顧客の経営戦略や経営方針について診断や助言を行う仕事です。日本の企業の99%以上は中小企業といわれているため需要が高い仕事と言えます。中小企業診断士になると、企業に雇用されるだけではなく独立開業をすることもできます。
宅地建物取引士とは通称「宅建士」と呼ばれ、宅地建物取引業法により定められた国家資格です。不動産会社が公正な不動産取引を行うために、 不動産売買や賃貸物件の斡旋の際、不動産に関する経験や知識が少ない取引先に詳しい説明をすることが主な業務です。不動産契約時の、契約内容書面への記名や押印といった独占業務も行います。宅建士の資格を持っているかどうかで給与が変わることもあるため、不動産業界への転職を狙う30代なら取得を目指したい資格です。
受験資格はなく、誰でも受けることができます。合格率は例年15%〜17%と難易度が高めであるため、 通信講座や専門学校を利用することをおすすめします。
介護職員初任者研修とは、介護職として働く上で必要な技術や知識を習得することができる研修です。数ある介護資格の中で最も取得しやすく、これから介護の仕事を始めたいという未経験転職者にもおすすめです。
介護職員初任者研修では、介護の仕事に全く従事したことがない人でも理解ができる講義と実際に体を動かす実技演習により必要な技術や基礎知識などを身につけます。介護初任者研修を取得することで、さまざまな介護施設で働けるようになります。取得までの目安は大まかに3ヶ月ほどです。
社会保険労務士とは、弁護士や司法書士と並ぶ「 8士業」の一つに含まれる資格です。通称「社労士」とも呼ばれています。
社労士は従業員の労働や社会保険に関する法律、人事 、労務管理に関する専門家で、社会保険労務士は国家資格となっています。
企業で働く人たちの採用に関することから退職までをサポートし、労働や社会保険に関する諸問題や年金相談など、業務の内容は多岐に渡ります。社労士試験の合格率は7%と低く難易度が高いことで有名ですが、これまでの人事の経験を活かして転職をしたいという30代の方におすすめの資格です。
医療事務の主な資格には、
の4つがあります。これらの医療事務資格は民間の資格のみで、国家資格はありません。年齢制限や特別な受験資格も無いため、30代からの医療系キャリアへの転向を狙うなら取得を検討しましょう。
医療事務の仕事をするには資格は必須ではありませんが、資格を取得することで転職が有利になり給与アップも期待できます。医療事務員の業務は病院やクリニックの事務担当ですが、直接患者さんと接する機会も多いため、接客業などの経験を活かすこともできます。
カラーコーディネーターはたくさんある色の中から微妙な色の違いを見極め、色を効果的にコーディネートする仕事に活かせる資格です。パーソナルカラー診断などの需要も増えていることから、30代の女性に人気の資格となっています。
基本的な知識や色の効果、配色のテクニック、それぞれの業界で活かせる技術などを習得できます。主にファッション業界や化粧業界、ブライダル業界、インテリア、出版、広告 、Web業界、ネイル業界など、さまざまな舞台で色のスペシャリストとして活躍できます。
カラーコーディネーター検定試験では講師認定制度を設けており、指導実績や講座の受講演習などを通して認定講師になることが可能です。色を学んだ経験を生かしたいという人は認定講師としてのキャリアも考えてみると良いでしょう。
資格取得は30代からの転職を有利にしてくれますが、取得は決して簡単ではありません。そのため、どの資格が自分に合っているのかを見極めることが重要です。
ここからは、30代の資格の選び方を3つのポイントに分けて解説します。
まず、自分が取得しようとしている資格が、今後も社会で需要がある職種への転職に役立つのかを確認しましょう。需要があるということは、言い換えれば将来性があるということです。
先ほど紹介した資格でいうと、介護職などは今後も需要が見込まれるため将来性があると言えます。その他、FPや中小企業診断士といった顧客をサポートする業種も長期的な需要が見込めます。
取得が難しい資格は希少価値が高く、他の転職希望者との差別化が図れます。
例えば、「業務独占資格」という資格の種類には、「その資格を取得していなければ業務に携わることができない」というルールがあります。業務独占資格には医者、弁護士、税理士、公認会計士などが含まれます。
誰もが簡単に始められる仕事ではない点と、資格取得が難しい点から、希少価値の高い資格は競合が少なく転職が有利になるというメリットがあります。
自分自身の性格や、得意な分野に合っている資格を選ぶことが最も重要です。
希少価値ばかりを意識して難しい資格や興味のない分野の資格を選んでしまうと勉強が苦痛になり、資格取得が困難になってしまいます。反対に、自分の興味のある分野や適性に合った資格を選ぶと勉強も進みやすく、資格取得がスムーズにいく可能性が高いです。
資格を取得して終わりではなく、一生の仕事に関わる選択であることを念頭に置いておきましょう。
資格を取得することで30代の転職の成功率は上がりますが、資格取得だけで転職がうまくいくわけではありません。
30代の転職は20代の転職とは異なり、計画性や長期的なキャリアプランなどが求められます。資格取得よりも重要なポイントをご紹介します。
30代での転職では、在職中に転職活動をする人も少なくないでしょう。未経験職種に挑戦するため、在職中に勉強をして資格を取得するケースも多くなるかもしれません。その場合には、事前に資格取得までに要する勉強時間を把握しておき、求人への応募に間に合うように逆算して1日の勉強時間を決めておくことが大事です。
また退職までに必要な段取りやスケジュールを頭に入れて転職活動する必要があります。
企業への応募を始める前に就業規則の退職規定を確認し、退職希望日の何日前までに上司に話をすべきかを考え円満退職をめざしましょう。
ハローワーク・転職サイト・転職エージェントなど自分に合った転職支援サービスを利用することで転職活動をスムーズに進めることができます。
転職エージェントでは在籍するキャリアコンサルタントにあらゆる悩みを相談できます。30代で未経験業種に転職する、初めての転職活動になるといった場合でも、エージェントは心強い味方となるでしょう
相談だけではなく、応募書類の添削や面接対策など、転職成功に必要な多くのサポートを受けることができます。
資格取得に向けたスケジュールや転職のプランも、エージェントなら的確なアドバイスをしてくれます。
30代の転職においては、自身の長期的なキャリアプランを立てることが転職活動の軸となります。
転職を通じて将来的に何が得られるのか、3年後、5年後、10年後にどのような働き方をしたいのかを想定することで、そこに至るまでに準備しておくべきことが明確になります。
30代はプライベートでも結婚、出産、育児など大きな変化が訪れやすい時期です。仕事と家庭を両立する生活を求めるなど「なりたい生き方」を見据えたキャリアプランを定めておくことも大切です。
30代で転職をする場合、「本当に転職するべきなのか」「転職の進め方がわからない」などキャリアの不安を抱えている人は多いものです。これらの悩みは、一人で考えていてもなかなか結論が出ないことが多いでしょう。
相談相手として、転職を成功させた友人や、会社のOBに声をかけることもあるかもしれません。しかし、限られた時間で効率的に転職をするには、転職のプロであるキャリアコンサルタントへの相談が最適です。キャリアコンサルタントは、業界の情報や転職の最新のノウハウを把握しており、数多くの転職者をサポートしてきた経験もあります。
転職そのものを迷っているという段階でも、転職エージェントに登録しキャリアコンサルタントに相談することから始めてみましょう。
この記事では、30代の転職活動に役立つ資格8選をご紹介しました。
資格を取得することは簡単ではありませんが、転職希望先の企業に自身のスキルを証明し、アピールするのに最も有効な手段となります。しかし、資格さえ取得すれば転職が成功するわけではないということに注意しましょう。
30代の転職をスムーズに進めるにはまず、転職のプロであるキャリアコンサルタントに相談するのが一番の近道です。気になる職種があったら、その分野に強い転職エージェントを探してみましょう。
激動の時代、企業も個人も、生き残っていくためには新たなことにチャレンジし続けることが必要不可欠です。
我々は、企業や個人の方々のチャレンジの原子を大切にし、気持ちよく新たなことに取り組めるよう、背中を押す企業でありたいと考えています。
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