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転職エージェントの使い方とは?賢い利用方法を知って転職を成功させよう

転職活動を行う際、転職エージェントを活用することで内定率向上や面接対策などを行うことができます。

一般的に転職では、新卒から3年以内にする第二新卒での転職(ポテンシャル採用)と30代以降の転職活動では、見られている観点や内容が異なります。

自分では気づけないことでも転職エージェントを活用することで、新たに気づけることや企業の特徴などを把握することが可能です。

この記事では、転職エージェントに登録する流れや詳しい使い方について解説します。

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、法律上で「有料職業紹介事業者」を指し、ヘッドハンティング会社や人材紹介会社も転職エージェントに含まれます。

内容としては、転職をしたい人と企業をマッチングさせ、企業から紹介料を受け取る仕組みになっています。

転職エージェントの役割は、企業と転職者の橋渡しであり、転職希望者と企業をつなぐだけではなくアフターフォローや面接対策などのサポートをしてくれるサービスです。

転職エージェントの使い方は?流れを説明

各転職エージェントごとに使い方には多少の違いがありますが、多くの転職エージェントが下記通りになっています。

  1. 登録
  2. キャリアアドバイザーとの面談
  3. 求人を紹介してもらう
  4. 求人に応募
  5. 応募書類の添削・面接練習
  6. 書類選考・面接
  7. 内定・意思決定をする
  8. 給与・入社日の交渉
  9. 現職の退職
  10. 入社
  11. アフターサポート

各ステップごとに見ていきましょう。

1.登録

まずはじめに、自分に合った転職エージェントに登録をします。

各転職エージェントにどのような特徴があるのかをしっかりと確認してから登録すると良いでしょう。

登録する際、氏名・年齢・電話番号・メールアドレス・転職希望の業界などを選択して登録を行います。できるだけ細かく情報を登録することで、転職エージェントとのやりとりがスムーズになります。

2.キャリアアドバイザーとの面談

登録後2〜3営業日程度で、登録した電話かメールアドレス宛にキャリアアドバイザーとの面談希望日を決める連絡が来ます。

また、近年では電話やメールだけではなく、LINEなどのSNSを活用して面談日を登録する企業も増えてきています。

キャリアアドバイザーとの面談では、現在の転職状況や転職理由などを聞かれるので、素直に伝えるようにしましょう。

3.求人を紹介してもらう

キャリアアドバイザーとの面談を通じ、自身の希望にマッチした業界や職種を提示してくれます。

紹介してくれた企業のなかから応募することも可能ですが、認識のずれがある場合や転職したい企業が無い場合は断ることもできます。

そういった場合は、キャリアアドバイザーへ「どのような企業を希望しないのか」を具体的に伝えると、より認識のずれがなくなるでしょう。

4.求人に応募

キャリアアドバイザーから企業を紹介してもらったなかで希望の企業がある場合は応募しましょう。

応募の際には職務経歴書や履歴書が必要になるため、事前に準備が必要になります。

また、WebデザイナーやITエンジニアなどの職種では、成果物としてポートフォリオも一緒に提示すると書類選考の通過率が上がる可能性があります。

古い職務経歴書や履歴書を再利用するのはおすすめできません。

情報が古かったり数か月空白の期間がある場合は面接で質問されることがあり、採用担当者の手間にもなってしまうため、採用につながらない可能性が高まってしまいます。

5.応募書類の添削・面接練習

転職エージェントは、応募書類の添削や模擬面接にも対応してくれます。

応募書類の添削は、履歴書や職務経歴書などに関して丁寧にヒアリングを行い、人柄や職務経験などを適切にアピールできるコツを教えてくれます。

そのため、採用担当の目を引く応募書類を作成することが可能です。

模擬面接では、転職エージェントが保有する幅広い企業間とのやりとりから、「志望する企業はどのような人材を求めているのか」や「どのような質問がされるのか」といったノウハウを教えてくれたり、模擬面接を実施して相手に印象良くアピールする方法などを的確にアドバイスしてくれます。

6.書類選考・面接

書類の添削や面接練習が完了し、実際に応募に踏み切る際にも転職エージェントが活躍します。

応募先を決めてから報告することで、キャリアアドバイザーが代行で応募します。

そのため、面倒な応募に関わる作業をカットすることができるため、自身の負担を減らすことができるでしょう。

7.内定・意思決定をする

内定が決まると転職エージェントを介して内定通知書を受け取ります。

また、内定通知後も企業とのやりとりは転職エージェントを通して実施されるため、連絡はこまめに確認するようにしましょう。

その後、内定通知書とともに送付される労働条件通知書をよく読んで、内定の承諾か辞退を回答をします。

基本的に本人が直接企業とやりとりすることはせず、これらも転職エージェントに期限内に回答して交渉を一任してもらえます。

8.給与・入社日の交渉

内定したあとのサポートも、転職エージェントはしっかり行ってくれます。

年収などの給与に関わる交渉や、入社日の調整なども利用者の現職の退職日程や有給の消化状況などをしっかり踏まえたうえで対応してくれます。

また、内定後でも希望していた給与に見合わない金額を提示された場合は、担当の転職エージェント経由で辞退をすることも可能です。

9.現職の退職

いざ内定が決まったとしても、現職に対して退職することはなかなか言い出しにくいこともあるでしょう。

そのような場合においても、転職エージェントが退職交渉や関係者への挨拶、引き継ぎについてどのように進めていけば良いかなどを適切な助言をしてくれるため、円満に現職を退職し、安心して次のステップへ進むことが可能です。

10.入社

内定承諾以降は、内定先企業からの事務的な連絡が増えるため、転職エージェントに任せる部分と自分が直接企業とやりとりする部分をしっかり分けて手続きを進めます。

転職エージェントのサポートが受けられる書類などに関しては、しっかりフォローを受けるようにしましょう。

また、入社希望日に関しても担当の転職エージェントが対応してくれるため、面倒な手続きは不要になります。

11.アフターサポート

転職先に入社後、万が一不満などがあれば、内容によっては転職エージェントが相談や再交渉を行ってくれます。

そのため、転職活動が終了したとしてもすぐに退会せず、転職エージェントと定期的に連絡をとることで、悩みの相談に乗ってくれたり職場定着のサポートをしてもらえるでしょう。

転職エージェントの賢い使い方とは?

転職エージェントの基本的な使い方がわかったところで、どのように活用すれば自分の理想の企業に転職することができるのか気になる方も多いでしょう。

ここでは、転職エージェントの賢い使い方を解説し、より効果的な転職エージェントを選べる方法をお伝えします。

より効果的に転職エージェントを活用するために次の6つを行うと良いでしょう。

  • 複数の転職エージェントを利用する
  • 積極的に連絡をとる
  • 履歴書・職務経歴書の添削をしてもらう
  • 面接対策をしてもらう
  • 不採用の場合・理由を聞いてもらう
  • 給与交渉をしてもらう

こちらも一つずつ詳しく解説いたします。

複数の転職エージェントを利用する

まずは、大手の転職エージェントに2〜3社登録して利用してみましょう。

転職エージェントには大きく分けて、業種関係なくさまざまな種類の求人を保有している「大手総合型」と、特定の業種に特化している「特化型」があります。

はじめは総合的な業種を取り扱う「大手総合型」に登録することで、多くの選択肢からじっくり吟味ができるため、こちらで様子を見ることをおすすめします。

志望業種が明確に決まっている場合は、特化型のエージェントに登録して問題ないでしょう。

積極的に連絡をとる

複数の転職エージェントに登録ができたら、転職エージェントと積極的に連絡をとるようにしましょう。この時点で転職エージェントに対して連絡が疎かになったり、面談を無断欠席することは絶対に避けましょう。

どの転職エージェントが自分の転職活動のメインになるかわからないためです。

自分が積極的に連絡を取ることができる範囲内で、複数登録をするようにしましょう。

転職エージェントに任せっきりにしない

いくら転職エージェントが手厚いサポートをしてくれたとしても、実際に転職を志して活動するのは自分自身です。

転職エージェントはさまざまな求人を扱っていますが、考えなしに応募したり一方的にアドバイスを求めるということはせず、転職エージェントに丸投げをしないようにしましょう。

自分の転職に対する意思はしっかりと持って転職活動に取り組むことが大切です。

履歴書・職務経歴書の添削をしてもらう

先ほど、転職エージェントの基本的な使い方として「応募書類の添削」をご紹介しました。

人によっては、自分の履歴書・職務経歴書は添削の必要は無いと考えてしまうかもしれません。しかし、転職エージェントのサポートをフル活用し、転職活動を効率的に行うためには、どんなに自信があっても応募書類をエージェントに見てもらうことをおすすめします。

転職エージェント・キャリアアドバイザーは、転職先の業種について熟知しています。「こういうことを書いた方が即戦力であることが伝わる」「このスキルの書き方を変えた方がいい」といったアドバイスを反映させ、選考に通る書類を作成しましょう。

面接対策をしてもらう

先ほどの書類の添削と同様、面接に対して苦手意識が無い人でも転職エージェントの面接対策は必ず活用すべきです。

自分では気づけなかった喋り方の癖や、より伝わりやすい話し方などを率直にアドバイスしてもらえます。また、転職エージェントとの模擬面接を重ねておくことで実際の面接で緊張せずに喋ることができるというメリットもあります。

不採用の場合・理由を聞いてもらう

実際に転職候補の企業で本番の面接を終え、不採用となってしまった場合には、キャリアアドバイザーに不採用になってしまった理由とフィードバックを受けることも上手な活用方法です。

自分に何かしらの問題点があった場合は、次の企業でそのポイントを解消して望むことができるため、学びの機会として受け入れられるようにしましょう。

給与交渉をしてもらう

転職先から内定をもらってから、提示された給料に対して値上げを交渉するというのはなかなかハードルが高い行為です。しかし、転職エージェントなら企業との給与交渉も代行してくれます。転職で後悔をしないため、遠慮することなく活用しましょう。

給与だけではなく、就労形態や勤務地といった希望も交渉してもらえます。転職エージェントと企業は強い信頼で結びついているため、このような交渉が可能なのです。

もちろん交渉が100%成功するというわけではありませんが、その場合の妥協点を決めるやりとりもエージェントを介することでスムーズに行えます。

転職エージェントの使い方に不安があるなら

ここまでの内容を知った上で、転職エージェントの使い方に不安がある場合には、悩むだけではなく思い切って1社に登録をしてみて、面談まで進めてみることをおすすめします。

一度だけの面談であっても、転職エージェントの使い方を大まかに理解できるはずです。心配に思っていたことが、杞憂だったと気づく場合もあるでしょう。

1社に登録して自信をつけてから複数のサービスに登録し、徐々に転職活動のサポートとしてうまく活用できるようになれば、転職成功の可能性は大きくなるといえます。

まとめ

転職エージェントの使い方や賢い活用方法を紹介しました。

事前に基本的な使い方を知ったことで、転職エージェントへの登録のハードルがぐっと下がったのではないでしょうか。

転職エージェントは、転職に対して不安を抱いている方の味方です。転職をしようかどうしようか迷っている人でも、まずはエージェントとの面談をしてみることをおすすめします。

実際に利用をしてみて合わないと感じることがあれば、それはより良い転職エージェントを選ぶヒントとなります。別の転職エージェントに乗り換えても問題ありません。

初めての転職エージェント選びで失敗したくないとお考えの方は、自身に最適な転職エージェントを紹介するサービスを利用してみましょう。

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