Company
激動の時代、企業も個人も、生き残っていくためには新たなことにチャレンジし続けることが必要不可欠です。
我々は、企業や個人の方々のチャレンジの原子を大切にし、気持ちよく新たなことに取り組めるよう、背中を押す企業でありたいと考えています。
商号 | 株式会社Atom |
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所在地 | 〒105-0004 東京都港区新橋5-12-11 天翔新橋5丁目ビル 302 |
代表者 | 代表取締役社長 齋藤卓哉 |
クライアント企業の経営や事業に関する課題を分析し、対策を考案していくコンサルタント。今回は、そんなコンサルタントになるにあたって備わっていなければならない4つの能力を軸にご説明していきます。
コンサルタントの業務は、クライアントとともに、あるいはクライアントに代わって、経営や事業についての状況を整理して課題を設定し、その原因を分析し、課題解決のための打ち手を考案し、それを実行していく、というものです。イメージとしては医者のようなもので、医者が患者の身体の状態を見て、症状を分析し、手術のスキルや薬品の知識を活かして治療を行うのに対し、コンサルタントは、クライアント企業の様々な定量的・定性的データを見て、課題を分析し、自分の経験や保有する知識を活かして、課題解決を支援します。
こういった業務を遂行していくためには様々なスキルが必要になるかと思いますが、大きくわけると①高い論理的思考力、②数字への強さ、③幅広くて深い知識、④高いコミュニケーション能力、の4つが必要になると考えます。以下、それぞれのスキルについて、掘り下げていきます。
コンサルタントに必要なスキルの1つ目は高い論理的思考力です。
論理的思考力というのは物事を論理的に考えていく能力ですが、コンサルタントのほぼすべての業務に関わる能力ですから、そもそも最低でも同年代のビジネスマン全体の平均以上はなければならない能力です。コンサルタントに高学歴の人が多いのも高い論理的思考力を要するためです。
課題の設定やその原因分析、打ち手の考案いずれにも、仮説を構築しながら遂行していく必要がありますが、その仮説を構築するためには、事実がなぜ起きているのかを他人より深く突き詰めていく必要がありますし、過去の事例から似ている部分・異なる部分をきちんと切り分けたうえで打ち手として類推適用するといった場面もあり、これにも高度な論理的思考力が必要になります。
コンサルタントに必要なスキルの2つ目は数字への強さです。
販売計画や収支計画の策定や市場規模の試算など、数字はコンサルタントの仕事につきものです。書類として数字を書くことはもちろん、会議の中で「これ大体販売数どれくらいかな?」などといった会話が出てきて、パパっと試算するような場面も少なくありません。こういったときに桁が違ったり、答えに窮してしまうと信頼が弱まってしまいます。少なくとも、大学受験時に数学が苦手で文系を選んだような方にはコンサルタントはおすすめできません。
コンサルタントに必要なスキルの3つ目は幅広くて深い知識です。もちろんあらゆる分野において、その道の専門家ほどの知識を保有するというのは難しいですが、少なくとも最近の政治・社会・経済・国際情勢・テクノロジーに関するニュースで日本経済新聞や経済雑誌に載っているようなことは概要だけでも知っておくべきです。そして、自分の担当する案件に関わる業界についての知識とビジネス界の最新ニュースは細かいことまで知っておくべきでしょう。例えば、自動車業界が担当であれば、自動車の動き方のメカニズムの話、世界各国のシェアや車に求められるもの、環境法制、原材料の輸入先国の情勢などは細かいところまで知っておく必要があるでしょう。このように、特定業界については深い知識を持つことで、クライアントという、その業界の専門家と同じ土俵に立ちつつ、世の中全般に関する広い知識により、新たな着眼点・新たなアイデアをもたらすことができるようになります。
コンサルタントに必要なスキルの4つ目は高いコミュニケーション能力です。コンサルタントはチームで行動することも多いですし、クライアントに動いてもらうようお願いすることも多いため、様々な人と様々なコミュニケーションをとる必要があります。
このコミュニケーション能力というのは、しばしば多くの人と仲良くなる能力と勘違いされますが、そうではなく、相手の考えや意見を引き出す力やそれを踏まえて自分の考えを的確に伝える力のことを指します。的確かつ迅速に意思疎通を図れる能力とでも言い換えられるでしょう。
まずは相手の考えや意見を引き出す力ですが、これは上述の論理的思考力に基づく適切な仮説を持ちながら質問していかなければなりません。
次に、自分の考えを的確に伝える力はそもそも口頭で早く伝えるべきか文書で伝えるべきか、あるいは概要を口頭で入れて詳細を文書で伝えるべきか、などということを意識して行動する必要があります。そのうえで、考えをまとめて、口頭なら要点を簡潔に、文書ならば補足説明がなくても誰でも読めばわかるようになっているかわかるようにする必要があります。
これらは、バリバリに働いているコンサルタントであれば全て高度に備えているものです。今からコンサルタントになろうという人は必ずしも全てが高度に身についている必要はありませんが、コンサルタントになれば当然高めていかなければならないので、転職段階でもそれぞれを一定以上備えているかを面接等を通してみられることとなります。 自信のない項目がある方は、日ごろから意識して鍛えるようにしましょう。
激動の時代、企業も個人も、生き残っていくためには新たなことにチャレンジし続けることが必要不可欠です。
我々は、企業や個人の方々のチャレンジの原子を大切にし、気持ちよく新たなことに取り組めるよう、背中を押す企業でありたいと考えています。
商号 | 株式会社Atom |
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所在地 | 〒105-0004 東京都港区新橋5-12-11 天翔新橋5丁目ビル 302 |
代表者 | 代表取締役社長 齋藤卓哉 |